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「HUNTER×HUNTER」楽しく残酷かつ高い画力と手抜きで最高峰に面白い傑作漫画【ネタバレなし】

      2016/02/24  14,380 views 

最低な漫画家が描く最高の漫画、それが「ハンター×ハンター」です。

「幽☆遊☆白書」「レベルE」などのヒット作を持つ冨樫義博先生の代表作であり、全く連載が進まないにも関わらず出てくる話が神レベルに面白すぎるため、読者から呆れられつつも話が進む度に話題になる恐ろしい漫画です。

正直連載が終了するまでは読まない方が良い漫画ではあるんですが、神レベルに面白いので紹介しておきます。

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漫画連載データ

連載時期 1998年~連載中
作者 冨樫義博
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
巻数 1~32巻(でストップ中)

主なあらすじ

会った事すらない父親が「ハンター」である事を知っている主人公ゴンは、父親と同じハンターになるために生まれ育ったくじら島からハンター試験を受験しに旅立つ所からスタート。

島から出た際に「クラピカ」「レオリオ」と知り合い、3人でハンター試験合格を目指し奮闘する。

物語はゴンを中心に展開し、周囲にいる人間はコロコロ変わるが基本的には「ゴン」「クラピカ」「レオリオ」「キルア」の4人が主人公パーティーだと思って問題はない。

圧倒的な画力を生かさず手抜きで展開

冨樫義博先生と言えば「幽☆遊☆白書」の終盤から「レベルE」の時点で圧倒的な画力を既に持っており、真面目に描けばかなりリアルに絵柄を固定する事も可能です。

ハンター×ハンターの特徴はその絵柄をちょっと崩して、手抜きと言うかデフォルメ化した絵柄である事です。厳密には序盤はデフォルメ化して上手く表現しているんですが、徐々に手抜きが増えていきます(笑)

恐ろしいのが、それでも表現力が高く惹きつけられる絵柄にする事が出来る点です。

例えるならば「ピカソ」が圧倒的な絵の技術を持った末にたどり着いたのが、常人には到底理解できないようなあの絵柄であるのと似たような所なんでしょうか…。

「もっと上手に描けますよね?」とは毎回思うし「背景描いてないですよね?」とは思うんですが、それはそれでハンター×ハンター独自の世界観が成立しているという恐ろしい現象をもたらしています。

そのため時と場合によって妙にリアルな描写になる時と、恐ろしいほどの手抜きになる時に別れており、手抜きになっている時期は「ああ描きたくなかったんだな」と一目でわかるレベルの手抜きになっています。

ジャンプ連載時は更にひどく、下書き状態のまま話が進んでちょっとコミックス版で修正される…程度になっている事も多々ある。

だが32巻などになるともっとひどく、コミックス版でもほとんど修正されておらず下書き状態のまま…だったりもします。

手抜きでも許されてしまう面白さ

本当に「こんな事を許しちゃダメでしょう」と突っ込みたくはなるんですが、それでも許されてしまうのが冨樫義博先生の恐ろしい所です。

各所で「富樫は天才」と呼ばれているのをよく見ます。実際僕の知人とかもみんな「あんなの天才だろ」って言います。

普通に考えたら締め切りを守らないどころか、連載のペースすら一切守らない漫画家なんて最低に決まっていますし、どのような理由があっても打ち切りなってしまうのが当然です。

それでも打ち切りにならない…普通に考えたらありえないほどの特別扱いが冨樫義博先生にだけ与えられています。

それもこれも「出せばバカ売れするから」というだけの理由としか思えません。実際に描かれている絵柄は手抜きでも、ストーリーに破綻は少なく、出てくるキャラクターはどれも魅力的なのです。

濃密なストーリーと魅力的なキャラクター達

ハンターハンターと言えば個人的には主人公であるゴンさんより、僕はやはり「ヒソカ」が好きです。

だって変態だから…笑

幽☆遊☆白書で言う戸愚呂弟みたいなキャラクターに近い気もします。主人公の才能を見抜き、あくまで「今は殺さない」と成長を見守っています。

それもこれも全て強者を求めており、主人公が強くなってから自分が殺すためだけに生かす…という実に歪んだ理由からです。

こういう「変態」的なキャラクターが冨樫義博作品の魅力だと僕は思っています。

あと単純にレオリオさんが好きです。やっぱり天才よりも凡人キャラが好きなんです僕は…笑

他にも沢山の魅力的なキャラクターがいます。キメラアント編の王はもちろん、それ以外の雑魚キャラ達も実に魅力的でした…主人公が霞んでしまうレベル…。

ただキメラアント編に限っては主人公であるゴンさんも実に良い味を出しておりまして、キメラアント編に関してはゴンさん大好きです…笑

念能力やGIなどの設定が上手すぎる

「念能力」の設定が出てきた当初は本当に驚かされました。

これまでのバトル漫画と言えば基本的には「戦闘力」などの数値で敵の強さを測るのがほとんどでした。

ですが念能力に関しては、念の力や単純な身体能力もこれまでのバトル漫画同様大事になってきますが「頭脳戦」の要素が色濃く反映されています。

例えばクラピカvs幻影旅団の対決の所で念能力の特殊な設定が実に上手く生かされ始めています。

キメラアント編に関してはもう原点回帰と言うか「純粋な力の強さ」の方がピックアップされている感はありますが、それまでは「純粋な強さだけじゃ念能力者同士の戦闘の勝敗はわからない」と物語のキャラクター自身がハッキリ語っているぐらいです。

この「頭脳戦」の要素もハンターハンターを面白くさせている部分だと思います。

GI(グリードアイランド)の設定も実に面白い

途中に出てくる「グリードアイランド」と言うゲーム設定も実に面白いです。

レベルEに出てきた「カラーレンジャー」でも実に面白いゲームの世界を表現していましたが、冨樫義博先生の考えるゲームの設定は実に面白いです。

スペルカードの設定も凄く細かく作られていて「どれだけこの作者ゲーム好きなんだよ」とついつい突っ込みたくなるレベルです。実際そのゲームが原因で話が進んでいない…なんて説もあるぐらいです、真偽は不明ですが。

どちらにせよ念能力とGIというゲームの設定にせよそうですが、これだけの面白い設定を思いつくのは「まさに天才だな」と思います…。びっくりするぐらい素晴らしい設定を持ってきてくれます。

ストーリーがこれだけ面白いのだから、常に連載してくれたらね…本当にもっと読者としては嬉しいんですが…。連載自体は開始してから20年近く経つのに、32巻しか出てないってどういう事だと…笑

普通に連載してたら、週刊漫画だと1年で5巻ぐらいは出ますからね。

完結してからのまとめ読みが一番な漫画

恐らく冨樫義博先生が亡くなりでもしない限りは、連載が終わらない以上ずっとこの状態が続くと思います。

「漫画としては最高峰に面白いが、連載が進まなくてイライラする」と言う状態ですね。だから連載が終了するまで待ってから読むぐらいの方がスッキリするとは思います。

でもグリードアイランド編とキメラアント編が鬼のように面白いので、現時点で読んでも十分楽しいのかなぁ…とも思います。

出来れば完結してからのまとめ読みをしたい所ですが、現時点で「最初から読んでる人が続編をイライラしながら待っていた所をまとめ読み出来る」と言う幸せな環境にあるのだから、是非読んでみて欲しい所です。

ハンター・ハンターはほとんどの人が「面白い漫画」のトップクラスに入れてもおかしくない傑作だと思います。

ただ連載が進まない点と、作画に手抜きがある点で嫌う人も多いと思うので、そこで意見が分かれるかも知れませんね…。

手抜きがあるのはわかっていますが、それでもストーリーが面白すぎて僕はついつい支持してしまいます…元々冨樫義博先生の作品が好きなのもありますが…。

Kindle版は試し読みが可能なので、チェックしてみてくださいね。

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